インタビュー

仕事をしていて嬉しかったことや、やりがいを教えてください。

以前働いていた職場のご利用者様で、記憶力が衰えてしまった重度の認知症の方がいらしゃいました。その方が、私が転職した後に自分の名前をふと思い出して話題に出してくれたことを昔の同僚からの連絡で知りました。自分がその方に真剣に向き合っていたからこそ、記憶に刻んでもらえたんだなあと、自信につながるとともに、その後の仕事に対する姿勢にも影響しました。

普段の業務を教えてください。

現在は主に老人ホームに入居されている方の介護に携わっています。もともとデイサービスで介護をした経験はあるものの、施設での介護は未経験で、正直ゼロからのスタートに近いです。今はイチから勉強しなおすつもりで日々業務に取り組んでいます。
介護の他にも、介護の計画書作成やサービス調整の補助だったり、イベントやレクリエーションの企画などにも携わっています。

今後こうなりたい！という目標はありますか？

ご利用者様と一番近い場所で楽しく働いていたいと思います。一緒に笑い、一緒に喜び、一緒に涙を流せるような、ご利用者様お一人おひとりと人としての深いところでつながっていけるような介護がしたいと考えています。

なぜこの仕事を選んだのですか？

以前は広告代理店の仕事をしていましたが、友人が介護の仕事を楽しそうにしていること、昔から近所の碁会所に出入りして、ご高齢の方々には親しみがあったこともあって、自分もチャレンジしてみたくなりました。
仕事を探すにあたって、インターネットの情報だけで判断するのではなく、自分の目で判断したいと思い、飛び込みでボランティアをさせてもらいました。この会社では自分の介護に対する想いを真剣に聞いてくれる先輩がおり、その先輩から「自分のしたいことができる環境だよ」という言葉が決め手となりいまに至っています。

一緒に働く未来のスタッフに一言。

まずは自分が楽しむことが大切だと思います。自分らしくノビノビ働いてもらえたらと思います。

休日の使い方を教えてください。

愛車でドライブしたり、家でドラマを鑑賞したりしていますが、
あまり遊びすぎず、体のケアをすることにも心掛けています。

働いていて大変だったことを教えてください。

介護の仕事は決して楽ではありません。よく体力的な負担が大きいといわれますが、それより人間関係を築くことの難しさを感じています。『自分のことをわかってもらいたい』という欲求を抱いているご利用者様に対し、じっくり耳を傾けるなどして信頼を寄せてもらえるよう努めていきます。